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miki

Kayserburg International Youth Piano Competition, Final in 2021

あっという間に前回の投稿記事から1ヶ月以上が経ちました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?


9月初旬から出産準備のため、日本に里帰りを兼ねて一時帰国しております。

双子の場合ですと飛行機に搭乗出来る週数の制約もあり、少し予定より早めの一時帰国になりました。


前回の記事に引き続き、Kayserburg International Youth Piano Competitionについての投稿です。

8月はセミファイナル in シンガポール、9月の今回は、ファイナル(シンガポールにてライブ開催)になります。

グランドファイナルは11月に中国、広州にて開催の予定です。


今回の審査は私が東京滞在中でしたため、オンラインでの参加となりました。

私が初めて審査員としてコンクールに参加させていただいた2017年当初は、どのコンクールにおいてもオンラインで審査員をする事や、まして日本からシンガポールで開催されているコンクールに参加出来るとは夢にも考えておりませんでした。

当時は他の審査員の先生方もアメリカやフランスから長時間のフライトを要しながら、ご参加されていらした様子を思い出します。


もちろんオンラインでの審査は参加者のライブ特有の息遣いや、呼吸を感じ取るには実際の会場には少なからず劣りますが、それでもこういった形で審査ができる時代になった事には、新たな可能性の広がりや手応えを感じております。


私はオープンカテゴリーのライブでの参加者の方々、また海外からのビデオ録画演奏での参加者の方々の演奏を採点させていただきました。

ファイナルという事もあり、皆さんの研ぎ澄まされた感性や、瑞々しい若さ溢れる演奏に大変感銘を受けました。


最終審査の採点が終わった今、本心として参加者の皆さん方全員を広州のグランドファイナルにお送りしたい気持ちでいっぱいです。


それが難しい事は百も承知の上で、そこがまたコンクールと名のつく舞台の難しいところではありますが、結果に一喜一憂する事なく、これからも皆さん方には変わらず日々の努力を積み重ねながら、音楽を長い人生の中で自身の支えや拠り所としていって欲しいと心から願っております。




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